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平成21年度 日本陶芸倶楽部アマチュア作品展受賞作品一覧

平成21年度 日本陶芸倶楽部アマチュア作品展受賞作品一覧

審査総評
会場をひと回りして、作品みな なかなか立派で一生懸命作っているのが良くわかり、選ぶのは難しかった。       伊藤東彦

陶芸部門  本年度審査員 出光昭介・伊藤東彦・小池頌子・滝口和男・栗原直子(敬称略)
最優秀賞
山縣紀元 「囘天」縦 22.5×横22.5×高40.5cm 見た瞬間に重い意味がしっかり感じられ、電気が消えて黒くきれい… 光が入ってまた素晴らしく… ドキッとしました。
小池頌子
山縣紀元 「囘天」
縦 22.5×横22.5×高40.5cm
山縣紀元
南の海に眠っていた回天は、この春浮上して 通りがかりの朽木雲を拾い 世界遺産の旅に出ました。回天は、果して 何を見 何を考えたのでしょうか。やがて秋 雲は失せ 回天も消えて、そこには静寂と愚作「囘天」が残りました。 色即是空 空即是色 「囘天」は太平洋戦争で若くに散った人間魚雷回天の乗組員への鎮魂歌であります。そして又自分の事しか考えない現在の己への鉄槌でもあります。すべては夢の中という鎮魂歌も成り立ちますが、それは余りにも小生には難しく、般若心経にお願いするしかありません。さて作品というものは、作者以上でもなければ以下でもないという説があります。全人格が投入されているからでしょう。拙作「囘天」も形だけでなく中味も処々破れていてお恥ずかしい次第です。
山縣紀元
優秀賞
岡 俊男 「百お多福」縦56.0×横30.0×高2.0cm 非常に高度な技術の上絵付、しかもかなりの熟練を要する細かい絵をいとも易く描かれている。プロもやらない仕事という意味で珍しいし、楽しい。
滝口和男
審査部門の受賞は平成13年「百寿鉢カバー」以来で感激しております。故三浦小平二先生から『プロはこのような面倒なものは作らない。技能賞より努力賞』とご講評いただいた事を思い出しました。「百」にご縁があったのでしょうか。一人のお多福さんが小さくて、特に目・鼻・口が極細筆でも難しく、失敗すると他の部分も消さねばならず…、最後は串カツの串の先に玉釉を付け…、作者の顔は泣きっ面…、よい思い出となりました。
岡 俊男
岡 俊男 「百お多福」
縦56.0×横30.0×高2.0cm
奨励賞
木村昌彦 「蛸」縦32.0×横35.0×高12.0cm
木村昌彦 「蛸」
縦32.0×横35.0×高12.0cm

少年の作ということ。蛸の足が生きているみたいで、1本いただきたいほど…。なかなか良く出来ている。
伊藤東彦
技能賞
松本伸一 「竹林文黄瀬戸大鉢」径40.0×高9.0cm
松本伸一 「竹林文黄瀬戸大鉢」
径40.0×高9.0cm

素晴らしく気品に満ちていて、裏まで良く出来ているのでビックリしました。
小池頌子
谷川徹三賞
林健二郎 「焼締四耳壺」径21.0×19.0cm
林健二郎 「焼締四耳壺」
径21.0×19.0cm

てらいのない素直な形、灰の降り注がれ様も穏やか…、この壺のたおやかさは谷川先生の好むところ、と思われます。
栗原直子
耳庵賞
森 和昭 「雪割橋」口径11.0×高8.0cm
森 和昭 「雪割橋」
口径11.0×高8.0cm

焼締の肌に薪の灰が自然釉となって流れているこの茶碗に、「能の幽玄 秘められた心」を茶碗に求めた日本独特の茶陶の世界、それに一番近いものを感じました。
出光昭介
特別賞
児玉順子 「初めまして ぼくトリケラトプスの赤ちゃんダヨ!」親 縦46.0×横30.0×高32.0cm 子 縦26.0×横13.5×高16.5cm<br />卵 径14.0×高18.0cm
児玉順子 「初めまして ぼくトリケラトプスの赤ちゃんダヨ!」
親 縦46.0×横30.0×高32.0cm 子 縦26.0×横13.5×高16.5cm
卵 径14.0×高18.0cm

テラコッタの土味も良く、保育園の子供達を思う作者の心が生き生きと伝わってきます。
出光昭介
会長賞
小堺ひとみ 「白と黒の水の宴」水琴窟 白 径36.5×高31.0cm 黒 径37.5×高25.5cm<br />筒 径3.5×長26.0cm 4本
小堺ひとみ 「白と黒の水の宴」
水琴窟 白 径36.5×高31.0cm 黒 径37.5×高25.5cm
筒 径3.5×長26.0cm 4本

茶室の庭に甕を埋めて、そこに水滴の落ちる音を聴く…というものを 陶器で非常に良く出来ていて、自宅でも どこでも聴けるというアイディアが面白い。
出光昭介
NHK厚生文化事業団賞
近藤眞佐子 「木曽雪景色」縦27.0×横17.0×高1.5cm 3枚
近藤眞佐子 「木曽雪景色」
縦27.0×横17.0×高1.5cm 3枚

日本の良い時代の絵画 水墨画を思わせながらも、モダンにしっかり描かれている。四角い形にぴったり合い、三枚の組み合わせも素晴らしい。
小池頌子
毎日新聞東京社会事業団賞
和氣洋美 「助け合い 手が眼を導く 眼が手に教える」手 縦52.0×横70.0×高31.0cm 眼 縦27.0×横26.0×高26.0cm
和氣洋美 「助け合い 手が眼を導く 眼が手に教える」
手 縦52.0×横70.0×高31.0cm 眼 縦27.0×横26.0×高26.0cm

会場を回って、一番目を惹かされた。手の表情は力強く 素晴らしい。眼は半磁土での成形と手法的にもいろいろ入って、なかなか良く出来ている。
伊藤東彦
日本画部門  本年度審査員 滝沢具幸・宮城 真(敬称略)
優秀賞
長井久政 「頑固者」 縦41.0×横53.0cm
長井久政 「頑固者」 縦41.0×横53.0cm
筍の曲がりくねった動きと線が良く出来ている。つけたての技法が大変上手。
滝口具幸
 
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日比谷ミニギャラリー
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場所:
東京都千代田区有楽町1-5-2
東宝ツインタワービル(地下鉄入口 階段途中)
 
 
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