ギャラリー 2010年 7月度
梅村令子 「小花器二種」左 φ8.0×高6.0cm 右 縦9.0×横10.0×5.0cm
ロクロ水挽き小皿を削った後、切ったり貼ったりして形を作り、手びねりでの造形的な装飾を。
榊原由紀 「陶硯二種」
左 縦12.0×横5.5×高5.0cm
右 φ13.0×高1.0cm
土の塊をゆっくり硬くすることで、歪みや切れが出ないようにすることが大切。陸(墨をする所)は焼締め、海(墨汁をためるくぼみ)には釉を掛けています。
寺西孝夫 「ぐい呑各種」
φ7.0×高3.0cm~φ8.0×高4.0cm
手前3点は信楽荒目土で成形。土・釉薬・焼成の組み合わせの違いでバラエティーに富んだぐい呑になります。
藤牧広子 「箸置三種」 梟 縦5.0×横4.0×高1.0cm 蕪 縦5.0×横4.0×高3.5cm 兎 φ4.5×高1.0cm
梟は型紙を作り 板状の土から切り取り、蕪はひとつひとつ手びねりで。兎は繰り返したくさん作るため 石膏で型を作りました。
進藤兼興 「水滴四種」
縦4.0×横6.0×高3.5cm~縦6.0×横10.5×高6.0cm
土の塊で大まかな形を作り 二つに切り離し、中削り後 貼り合わせ、細部の加飾をします。最後に水が出る穴と空気穴を空けます。
髙橋由里子 「合子 兎 亀」
兎 φ4.5×高4.0cm 亀 φ4.5×2.5cm
小さくても大作と同じ手間がかかります。亀と兎は別作りし 蓋のつまみに。
網島婦美 「陶印」φ1.5×高3.0cm
石膏板に封字を彫る。柔らかい土を 彫りの隅々まで入るよう押し当て 字を写し取る。固まってから形を整える。印文字には釉を掛けない。
坂上順子 「鶴香合」
縦6.0×横4.0×高9.0cm
仁清の作品をお手本に成形。細く長い鶴の首は、焼成で歪まないようバランスが大切です。
竹谷和子 「合子」 縦4.5×横5.5×高5.0cm
四角の塊を身と蓋に切分け、中削り。
素焼後 釉彩で華やかに仕上げ。
ミニギャラリー情報
日比谷ミニギャラリー
このページで紹介している作品をはじめ 当倶楽部会員の制作した作品を 毎月入れ替え展示しています。
- 場所:
- 地下鉄 日比谷駅 A5出口 階段途中
東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル