ギャラリー 2011年 3月度
「擂鉢」 左より 山内薗子 径15.0×高6.0cm 尾崎美代 径15.5×高6.0cm 北岡良子 径15.0×高6.5cm
擂る部分は花柄の櫛目模様、外側に染付・雪笹などの絵付、調理器具としてだけ
でなく、盛鉢として食卓に出せる器です。
竹谷和子 「花文ケーキプレート」
縦24.0×横24.0×高1.5cm
曲がらない堅さに乾かした板状の粘土の上に、同じ堅さの板状の粘土を額縁のようにはりあわせています。呉須絵付けに乳白釉を掛けてマジョリカ陶器のように仕上げました。
幾何・魚・山・花 それぞれのモチーフを自在に配した、見ているだけで楽しくなる織部皿です。
菊入俊江 「織部絵替四方銘々皿」
縦15.0×横19.0×高2.0cm
岡本馨太郎 「白釉櫛目文俎皿」
縦24.0×横28.5×高5.0cm
櫛目文の素地に斑唐津釉を施釉したあと、スポイトを使って天目釉を線状に流し掛けし、横のラインを強調しています。
面取りした素地に、鉄絵付けも織部釉も刷毛ぬりしています。より動きのあるモダンな織部になりました。
川瀬裕康 「織部面取酒器揃」
徳利 径8.5×高10.0cm ぐい呑 径7.0×高5.5cm
茂木光義「灰釉流水文長角皿」縦20.0横25.0×2.5cm
透明感のあるガラス質の土灰白釉を掛けたことによって櫛目模様が水の流れのように見えます。
厚手に水挽きした壺を縦に5等分に切り、脚をつけ皿に。松葉の模様は市販の絵付用転写シートを使用しています。
清水紀善「焼締壺分割皿」
縦10.0横12.0×高4.5cm
奥野和子 「レンゲ置」
縦3.5×横12.0×高1.5cm
レンゲを置く丸い部分のタンパンの緑、
全体に掛けた白釉を角の部分削り落して出した
茶色の地肌。春の訪れを感じる優しい作品です。
ミニギャラリー情報
日比谷ミニギャラリー
このページで紹介している作品をはじめ 当倶楽部会員の制作した作品を 毎月入れ替え展示しています。
- 場所:
- 地下鉄 日比谷駅 A5出口 階段途中
東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル