ギャラリー 2012年 7月度
トルコブルー(碧釉)
大国成子 「ロール印押文ティッシュケース」 縦15.0×横28.0×高5.5cm
柔らかい板状の土にロール印押しで連続文様を作り、硬くなってから組み立てます。トルコブルーの釉下に呉須が薄く塗ってあるため、連続文様に奥深い陰影が出ています。
高橋良明 「鉢」 径23.5×高8.0cm
トルコブルーは濃く掛けると程よく流れます。鉢の内側のカーブに沿って見込みに穏やかに流れ込み、湖を連想させる美しさに上がりました。
岡本馨太郎 「コンポート」 径15.0×高8.0cm
二重掛けになった口辺から自然に流れ込んだ景色がさわやかです。
青磁釉
飯塚治代 「南天長角皿」 縦12.0×横19.5×高2.0cm
赤い実の南天も、青磁釉での表現で清涼感溢れる作品となりました。葉は彫り、実は1粒1粒白土で作り貼り付けてあります。
その他
田辺良子 「釉二重掛注器」
縦15.0×横22.0×高20.5cm
全体に乳白釉を掛けた上に、コンプレッサーで織部釉を上部から下部へ濃淡をつけ吹き付けました。白釉と緑釉が溶け合って青色に発色しています。
大橋清子 「練上手皿」 径26.5×高4.0cm
顔料の割合を調整し青色土のグラデーションを作り、練上鶉手とし皿の部分に嵌め込みました。
「陶のアートを愉しもう」をテーマに湯河原在住の陶芸家 杉浦康益先生にご指導をいただきました。花・実・種子をモチーフに、じっくり観察をし、信楽赤土で造形。素焼後に白化粧・弁柄で彩色したり、それぞれに釉を選んで愉しい作品が出来ました。
左 神澤三枝子 縦11.0×横20.5×高10.0cm
中 網島婦美 縦15.0×横23.0×高12.0cm
右 川﨑孝夫 縦17.0×横17.0×高10.5cm
左 郷原恵美子 縦23.0×横23.0×高3.5cm
中 落合史朗 縦7.0横9.0×高8.0cm
右 三谷青子 縦20.0×横20.0×高28.0cm
左 武田茂子 縦14.0×横17.0×高5.0cm
右 児玉順子 縦22.0×横22.0×高23.0cm
ミニギャラリー情報
日比谷ミニギャラリー
このページで紹介している作品をはじめ 当倶楽部会員の制作した作品を 毎月入れ替え展示しています。
- 場所:
- 地下鉄 日比谷駅 A5出口 階段途中
東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル