ギャラリー 2012年 8月度
井田ひろ子 「スリップウェア皿」 径30.0×高4.5cm
柔らかい状態の陶板に白化粧をたっぷり含ませたスポイトで勢い良く模様を描き、少し乾燥が進んだ所で型に合せて皿のカーブをつけました。
巖谷さゆり 「スリップウェア角皿」
縦24.0×横24.0×高3.0cm
まず全面に地色となる黒化粧土を塗り、その上にスポイトで白化粧のラインを引きます。すぐに羽の先や釘などで直角に撫でるとラインが引っ張られて線文が動きのある模様になります。
尾崎美代 「スリップウェア楕円鉢」
縦13.5×横17.0×高4.0cm
粘土板にラインや滴に紫色化粧を用いた加飾を施してから、型起しで楕円小鉢に仕上げてあります。
松本伸一 「墨流小鉢」 径14.0×高5.5cm
白・黒・紫、3色の化粧土を中央に垂らし、作品を傾けたり揺らして化粧を動かし混色させました。
清水紀善 「イッチン盛文扁壺」
縦10.0×横13.0×高18.0cm
ケーキの飾り付けの要領でスポイトの白化粧を絞り出すように文様を描きます。珪酸ソーダを少量足して作った泥漿を用いています。
羽田幸彦 「黒象嵌釉彩皿」
径20.5×高2.5cm
彫文に化粧土を埋め込む象嵌技法で放射状に伸びた黒い模様を描き、色釉で彩りを添えました。
松浦清人 「陶彫 蟹」 縦15.0×横23.5×高16.5cm
明治期の名工 宮川香山に触発された作品。細部まで作り込まれたパーツや土台の造形に加えて、釉薬の重ね掛けで甲羅に斑の景色も生まれイキイキとした蟹となりました。
全面に細かく丁寧に描かれた文様は圧巻です。鉄網を乗せて火鉢として使います。
飯田多佳子 「呉須絵火鉢」
縦19.0×横19.0×高13.0cm
左より 池田 博 「萩茶碗」 径15.5×高9.0cm
永井一郎 「萩酒器」 徳利 径7.5×高11.5㎝ ぐい呑 径5.0×高4.5cm
岡部民江「萩茶碗」 径12.5×高8.5cm
萩をテーマにした作陶会作品。大道土ならではの柔らかな御本が特徴です。
ミニギャラリー情報
日比谷ミニギャラリー
このページで紹介している作品をはじめ 当倶楽部会員の制作した作品を 毎月入れ替え展示しています。
- 場所:
- 地下鉄 日比谷駅 A5出口 階段途中
東京都千代田区有楽町1-5-2 東宝ツインタワービル