ミニギャラリー 2013年 6月度
永井一郎 「河童の酒器」 径19.0×高8.5cm
弁柄を混ぜた化粧土で「喜」の字をイッチン盛で全面に描き込み、青磁釉を敢えて酸化焔で焼成することで、河童の頭の皿の雰囲気を出しました。
竹谷嘉彦 「緑釉竹筒酒瓶」
径10.0×高25.0cm
織部釉の濃い緑で力強く、あけびの蔓の取っ手は軽やかに…。通常 青竹で作られている酒器を、陶器でバランスの良い酒瓶に仕上げました。
ペルシャ陶器の赤鹿形象土器の形を参考にして、注ぎ込み口と注ぎ口に工夫を凝らし、中身のたっぷり入る注器にしました。
田辺良子 「赤鹿形象注器」
縦10.5×横24.5×高17.0cm
風間薫子 「天目釉ドリッパー・ポット」
ドリッパー 縦13.5×横18.5×高8.0cm
ポット 縦13.0×横18.5×高10.5cm
ポットの上にドリッパーを重ねて淹れたコーヒーはそのまま卓上へ。お洒落な注器です。
黒板美瑳子 「松竹梅ティーポット」
縦13.5×横22.5×高12.5cm
裾模様に掻落し松葉文、取っ手は竹節、蓋のつまみは梅の花の蕾…と、器ひとつにおめでたいモチーフ松竹梅を入れ込みました。
井上智雄 「鼓の宴」
台座 径19.5×高14.0cm
徳利 径7.5×高11.0cm
ぐい呑 径5.5×高4.5cm
鼓をモチーフにした台座に徳利とぐい呑。ひとり酒を楽しむ志野の酒器揃いです。
生田実佐恵 「緋襷 徳利・ぐい呑」
徳利 左 径8.0×高10.0㎝ 右 径7.5×13.5cm
ぐい呑 径5.0×6.0cm
完全に乾いた素地に藁を巻き付けて素焼をし、本焼は酸化焔で。
矢野弘典 「織部文徳利」
径6.0×9.5cm
ロクロ水挽き徳利。口作りで絞り寄せた時に偶然にできた襞を活かして、注ぎ口としました。
渡辺良子 「瓢形片口鉢」
左 縦11.0×横15.5×高4.5cm
右 縦11.5×横16.0×高5.0cm
注ぐ器として作られましたが、柔らかく美しいフォルムは料理を盛っても映える器です。