ミニギャラリー 2013年 5月度
佐藤髙雄 「花瓶」 縦7.5×横21.5×高29.5cm
素焼した素地に耐火度の高いアルミナコーティング液を刷毛で塗り込んで、清春登窯炭窯変室で焼き締めます。焼成後 金属ブラシ等でアルミナを擦り落とすと、柔らかな表情が出てきます。新しく「アルミナコーティング技法」として登窯焼成作品に加わりました。
山梨県にある五袋の「清春窯」は、赤松を燃料に約90時間かけて焚き上げます。炭窯変室と名付けている第三室では、大量の炭を投げ入れることで室内が強還元になり、火の走った窯変に、黒く炭化した景色が加わります。アルミナコーティングされた部分は色味の柔らかな窯変となります。
宮坂俊夫 「銘々皿」 縦14.5×横18.0×高3.0cm
アルミナを落とす前
三好紀雄 「花器」 縦10.0×横20.0×高26.5cm
1つの作品、片面はジグザグに彫った部分を残してアルミナを塗り、もう一方の面は彫った部分にアルミナを塗っています。
和氣洋美 「花器」縦11.5×横21.0×高19.0cm
許斐順子 「花生」
縦12.5×横12.5×高26.5cm
武田茂子 「陶匣」 縦10.5×横13.5×高5.5cm
児玉順子 「陶板 恐竜」
縦26.5×横20.0×高5.0cm