ミニギャラリー 2014年 4月度
北岡良子 「椿文皿」 径25.0×高3.5cm
二種の色化粧で葉を描き、その上に白化粧で花を描き込みました。素焼後、一枚には赤を差し、ごく薄く釉薬を吹き付け焼成。思いがけず葉が透けて見え、柔らかな質感となりました。
志岐公子 「椿文四方組鉢」
縦14.5×横14.5×高3.5cm
尾形乾山に想を得て、発展させたデザインの組鉢。椿をシンプルにアレンジした彫文で表現しています。葉の部分には呉須を塗り、緑釉に変化をつけました。
器の内外に配された赤と白の椿。鮮やかな色のコントラストが魅力となっています。
中西ふさよ 「椿文鉢」 径17.0×高6.0cm
青井浩也 「花文銘々皿」 径14.0×高2.5cm
椿二種類にホタルブクロや日日草…。花いっぱいの組皿です。花びらは丁寧に一枚ずつ筆塗りしています。
斎藤隆志 「薔薇吹墨皿」径24.0×高3.5cm
面相筆で細かく色付け。スパッタリング技法(吹墨)で周囲に呉須を散らしたことで、繊細な絵柄が浮き上がりました。
小川龍三 「ヒナゲシ絵飾皿」径24.5×高4.0cm
筆のタッチを活かした表現です。縁は面で塗り分け、花とバックは点描で、様々な色絵具を使って表現しています。
井上えみこ 「木履形蓋物」
縦9.0×横13.0×高9.0cm
下絵色絵具だけで内側まで色鮮やかに仕上げた「ぽっくり」。履く子供の姿まで想像してしまうかわいらしい作品です。
井上智雄 「呉須彩酒器揃」
徳利 径11.0×高16.5cm
大胆な筆使いが伸びやかな造形とマッチした作品。酒盃にもおつまみ皿にも自由に使えます。
糸田悦二郎 「歯ブラシ立て」
縦10.0×横17.0×高12.5cm
電動歯ブラシの本体とパーツ立て。コップかけも備わって、春からの新生活で活躍しそうなユニークな作品です。