ミニギャラリー 2014年 3月度
赤・黒・玉釉・金銀彩…、自作の器を華やかに彩る上絵付。
4月・10月に開講する上絵付クラスでは、
じっくりと時間をかけて自分らしい表現を追求できます。
角田 甦 左「千鳥文小壺」 径9.5×高8.0cm
右「撫子文小壺」 径10.0×高5.5cm
小品ながら連続文様と撫子文等が丁寧に描かれた力作です。
許斐順子 「紫陽花文鉢」 径21.0×高6.5cm
伝統の五彩に新色を加えて、より絵画的に器の内・外に紫陽花が描き込まれています。
小川龍三 「石畳文輪花皿」 径20.0×高3.0cm
九谷大皿の石畳文を手本に、筆の動くままにゆったりと…。手描きの味わい深い一品です。
中嶋蓉子 「金白金彩扇面香合」
縦5.0×横10.0×高2.0cm
料紙風に釉彩した扇面香合。金の縁取りで色が際立ち、白金のぼかしで格調高くゴージャスになりました。
藤本能道作の「翡翠図」を見ての感動をそのままに自作の陶板に写し額に仕立てました。
竹谷和子 「翡翠図陶額」
陶板 縦19.0×横19.0cm
柴田文子 「葡萄文ペアマグカップ」
径9.0×高10.0cm
白生地に赤と黒それぞれで骨描きし、双方とも葉には緑、実には紫の玉釉を置いています。ペアで使うほのぼのとした作品。
落合満代 「牡丹文平向」
縦11.0×横18.0×高4.0cm
ロクロ水挽き成形した胴締めの筒を縦5つに切り分けた平向付に伝統的な赤絵牡丹の花。この組み合わせで洒落た器になりました。
吉田洋子 「白鷺図スープ碗受皿」
縦15.5×横18.5×高2.0cm
九谷吉田屋窯「色絵柳に鷺図」から案を取って、楕円のスープ碗皿セットに描いた労作の一部です。