ミニギャラリー 2015年 8月度
「イッチン盛」は筒描きともいい、削り仕上げを終えた器に
スポイトに入れた白泥漿を絞り出しながら文様を描く技法です。
![北岡良子 「釉彩薔薇文飾皿」 φ23.0×高3.0cm](images/aug/01s.jpg)
北岡良子 「釉彩薔薇文飾皿」 φ23.0×高3.0cm
盛り上がる化粧土の線が、釉が流れて混ざり合うのを防いでいます。壁掛けにもなるよう皿の裏には工夫をしています。
![林 則子 「型起八角皿」φ14.5×高3.0cm](images/aug/02s.jpg)
林 則子 「型起八角皿」
φ14.5×高3.0cm
料理を盛りやすく、縁にイッチン盛文様を施しました。
![高部安子 「渦文鉄釉鉢」φ21.5×5.5cm](images/aug/03s.jpg)
高部安子 「渦文鉄釉鉢」
φ21.5×5.5cm
江戸時代の瀬戸焼「馬の目皿」をイッチン盛に天目釉で表現しました。
![尾崎美代 「藍地花文扁壺」 縦10.0×横18.0×高21.5cm](images/aug/04s.jpg)
尾崎美代 「藍地花文扁壺」
縦10.0×横18.0×高21.5cm
河井寛次郎の文様が独自の女性らしい扁壺にも上手く納まりました。
![鶴田好枝 「辰砂花文扁壺」 縦11.0×横15.0×高19.0cm](images/aug/05s.jpg)
鶴田好枝 「辰砂花文扁壺」
縦11.0×横15.0×高19.0cm
織部釉と土灰白釉を掛け合せ、還元焔焼成。イッチン盛文が釉の流れを止め、花を際立たせています。
![石倉充之 「鉄釉俵型壺」 縦12.0×横17.0×高15.5cm](images/aug/06s.jpg)
石倉充之 「鉄釉俵型壺」
縦12.0×横17.0×高15.5cm
イッチンでの藁の盛り上がりが加わり、俵の立体感が増しました。
![竹内明人 「白釉小壺」 φ10.0×高11.0cm](images/aug/07s.jpg)
竹内明人 「白釉小壺」
φ10.0×高11.0cm
カラフルな下絵具が白い壺のアクセントになっています。
![伊藤ふみ子 「斑唐津釉小皿」φ13.5×高2.5cm](images/aug/08s.jpg)
伊藤ふみ子 「斑唐津釉小皿」
φ13.5×高2.5cm
使い勝手が気になる皿の中央のイッチン盛ですが、たっぷりの釉を淡い色調でまとめ上手に収めています。
![田中照子 「瑠璃釉長小皿」 「白釉小壺」縦7.0×横9.0×高3.0cm](images/aug/09s.jpg)
田中照子 「瑠璃釉長小皿」
縦7.0×横9.0×高3.0cm
瑠璃釉にイッチン化粧の白さが際立ちます。
![正田愛子 「吹釉花文小皿」 φ12.5×高1.5cm](images/aug/10s.jpg)
正田愛子 「吹釉花文小皿」 φ12.5×高1.5cm
スポイトの口金の先にセロハンテープを巻いて化粧土の出る量を抑え、線を細くしました。
![「豆皿各種」 φ10.5×高2.0cm](images/aug/11s.jpg)
「豆皿各種」 φ10.5×高2.0cm
6月の教室公開講座で参加された会員以外の方々の作品です。