ミニギャラリー 2016年 1月度
電気やガス、灯油に薪。
当倶楽部の窯で焼いた様々な抹茶茶碗をご紹介します。
松本ヱミ子 「志野」 径13.0×高9.0cm
薪窯で時間をかけて徐冷を行い、良い火色が出ました。
「鼠志野」 左 今野純子 径11.0×高7.5cm
右 佐々木邦彦 径12.0×高9.0cm
下地に塗る鬼板など、化粧土と釉の濃さによって色味も変化します。
左 「灰被志野」 矢作邦江 径10.5×高7.5cm
右 「青志野」 高久眞佐子 縦12.0×横12.5×高7.5cm
左は薪窯にて匣鉢に入れず焼成、右は素地にコバルト液を染み込ませています。
左 儘田久美子 「織部黒」 径12.0~14.0×高7.5cm
右 佐藤髙雄 「瀬戸黒」 径11.5×高9.5cm
志野と同じく桃山陶を代表する茶碗。共に急冷する引出し黒です。
和氣洋美 「木の葉天目」
径12.5×高7.0cm
本焼成時に葉を同時に焼きつける繊細な技法。唐物茶碗は、その釉薬の美しさが大きな魅力です。
清野幸子 「氷裂青磁」
径11.5×高8.0cm
青磁の中でも独特な、貫入の美しさが魅力となります。
原 武史 「刷毛目」 径14.0×高7.0cm
15~16世紀、朝鮮半島で日用品として作られていた高麗茶碗の一つ。
矢野弘典 「信楽」 径11.5×高10.5cm
薪の灰による上品な自然釉と土の火色の調和が美しい焼締茶碗。
磯貝曉成 「鵜の斑」 径11.5×高6.0cm
藁灰釉の流れによる濃淡が見所となった茶箱用の小振りな茶碗です。
田中 徹 「彫文」
縦13.0×横14.0×高7.5cm
彫文を施し、黒土の特徴が活きた沓茶碗。
左 三輪倛侑 「赤楽」 径11.5×高7.5m
右 柴田文子 「白楽」 径10.5~12.0×高7.5cm
楽茶碗は手びねり技法の柔らかさが魅力です。
山本澄子 「黒楽」 径12.0×高8.5cm
縁起物の文字である左馬を白釉で抜いてあります。