ミニギャラリー 2017年 8月度
素焼をした素地にモチーフを置いて、あるいは陶画糊(ラテックス)で伏せて、
呉須を霧状に吹き付け、文様を表現します。
高部安子 「草文楕円銘々皿」 径17.0×13.0 高2.5cm
庭で集めた草葉を一週間押し葉にして使用しました。
葉を外すタイミングをずらすことで濃淡をつけています。
小林栄一 「兎文丸皿」 径22.0 高2.0cm
中国明時代の古染付に見られる吹墨技法に倣って、兎等 ラテックスで白抜きし、能の演目「竹生島」の文字は筆で描き加えています。
髙梨ふじ子 「丸紋皿」
径15.0 高2.5cm
丸シール大小を貼り、文様に。
郷原恵美子 「紫陽花文角皿」
径16.5×16.5 高1.0cm
貼り付けた花びらと、型紙を置いた花びらで、白抜き文様に立体感を出しました。
角田テル子 「魚文長角皿」径27.0×17.0 高2.5cm
魚は型紙で抜き、ひれや体の丸い文様はラテックスを併用し、吹墨で濃淡をつけ、さらに筆描きを加えています。
鈴木みわ子 「扁平壺」
径19.0×7.0 高17.5cm
抜文様を入れずに吹墨のグラデーションのみで。
松平 宏 「蝶文小皿」
径12.0 高2.0cm
蝶の形をラテックスで抜き、輪郭線等は筆描きです。
山野井輝子 「団扇形銘々皿」
径16.5×15.0 高2.0cm
団扇の持ち手の所に青磁釉を掛けて、吹墨文様部分を際立たせています。
「豆皿」 径10.5 高2.0cm
6月の教室公開講座に参加された方々の作品。吹墨に呉須の青以外、酸化クロムの緑、下絵具の赤も使用しています。