ミニギャラリー 2017年 10月度
「NEW BONSAI鉢」
盆栽のために当倶楽部で特別に調合した土は、足元から水を吸い上げ、自ら呼吸します。水を張った受皿に置くことで盆栽鉢は常に水を程よく保つので、鉢は足を高く作ります。盆栽作家の橋口りか先生のご指導で植え込みをして、個性豊かな魅力的な盆栽鉢が揃いました。
北岡良子 径13.0 高12.0cm
間宮英子 径11.0×8.5 高15.0cm
山内薗子 径12.0×10.0 高11.0cm
中村直子 径14.0×13.0 高15.0cm
相良多恵子 径9.0 高15.0cm
星野友梨子 「黒掻落花瓶」
径11.0 高13.0cm
信楽並土(白土)で成形、削り仕上げ後 黒化粧を塗り掻き落として、地の白さとのコントラストで文様をみせる初級の課題作品。
角田テル子 「線象嵌花入」
径10.0 高18.0cm
黒土に格子状に彫った線に白化粧土を象嵌。透明釉を薄く吹き付け、酸化焔焼成。
吉川良一 「櫛目文花入」
径10.0 高19.5cm
黒土 紐作りの指跡を残したラフな表面に彫文し、白化粧土を象嵌。白マット釉を掛けています。
矢野弘典 「緑釉壺」 径19.0 高20.5cm
銅を着色原料とした織部釉は酸化焔焼成で緑色に発色しますが、厚く掛けると青味を帯びた色合いに、さらに厚く溶けきれなかった部分は黒くなります。
秦 俊司 「鳥と柿文布目化粧扁壺」
径22.5×11.0 高17.5cm
鉄分を多く含んだ板状の土を貼り合わせた扁壺。白化粧土で蚊帳目を施し、下絵顔料で絵付けをしています。