ミニギャラリー 2018年 8月度
菅 將仁 「扇面蓋物」 径22.5×18.0 高6.5 cm
梅沢記念館所蔵の桃山時代の名品、食籠(食物を入れる蓋付容器)に倣いました。
北村智織 「木瓜型向付」
径13.5×12.5 高4.0 cm
伝統的な向付の形に 横山大観の富士山を写し、山裾の樹海のように織部釉を掛けています。
沓名俊久 「隅切角皿」
径22.5×22.5 高3.0 cm
登窯焼成の織部釉は艶消しに焼き上がります。織部釉の下には彫文、絵付は弁柄と、角皿全面を麦文で埋めています。
森 令二 「馬香炉」
径18.5×7.0 高15.0 cm
緻密な細工も、塗り分けられた色も、より立体的に強調されています。
長屋 博 「櫛目角皿」
径21.5×21.5 高2.0 cm
濃淡で緑の色が変わる織部釉を刷毛塗りし、意図的に濃さの違いを出しました。
高見澤宗弘 「酒器セット」
片口 径11.0×13.0 高9.0 cm
流れやすい黄瀬戸釉・織部釉を重ねて掛けていますが、程よく上手く仕上がりました。
中村敬子 「カップ&ソーサー」
カップ 径12.0×10.0 高5.5 cm
線彫りと紫化粧でのスミレ文。緑色が均一に出るよう、葉を残してラテックスで伏せ 釉を掛けています。
藤原規子 「菊花皿」
径14.0 高2.5 cm
糸田悦二郎 「波文銘々角皿」
径15.0×15.0 高2.5 cm
型起こしの菊花や バネを伸ばした針金で成形した波文の作品には、稜線を際立たせる織部釉が効果的です。
峰岸朋代 「カップ&ソーサー」
カップ 径10.5×9.0 高5.0cm
白釉の上に重ね掛けした織部釉は混ざり合って流れ、優しい緑色になります。