ミニギャラリー 2018年 7月度
山内薗子 「窓抜花文鉢」 径13.5 高7.5 cm
白化粧した生素地に線彫りで文様を入れておき、素焼後 薄い呉須を塗り込むと、線の部分に呉須が溜まって象嵌になります。花は下絵具で彩色しています。
大国成子 「花文皿」
径15.0 高2.0 cm
黒化粧を花模様に面で掻落し、素焼後にタンパン・塩化コバルトで彩色しています。
松本伸一 「花火文皿」
径27.5×22.5 高4.0 cm
線にはマスキングテープ、丸い面はラテックスで伏せ、黒化粧を塗り込み、掻落しと同じ効果をよりシャープに仕上げています。
児玉順子 「ひよこ文平鉢」
径14.0 高3.5 cm
信楽並土に白化粧掻落しでの輪郭線は、下絵具の色を鮮やかに、文様は優しく見せます。
貴布根桂子 「彩色小鉢」
径9.0 高4.0 cm
サーモンピンクと黄緑の色化粧土を斑に塗った下地を線彫りし、そこに茶・緑の濃い色合いの化粧土を象嵌しています。
志岐公子 「打刷毛楕円皿」
径22.5×20.0 高3.0 cm
弧を描くように白化粧を刷毛塗りし、さらに縁に沿って打ち刷毛をし、表面に化粧土の凹凸文様を作ることで呉須の濃淡がでます。
武田茂子 「三島鉢」
径14.0 高8.0 cm
印花を押して凹みを作り、白化粧土を埋め込む三島。外側も高台までしっかりと印花白象嵌を施した労作。
東中川杏里
「色化粧線文花器」
径11.5 高14.0 cm
マスキングテープで線文様を作り、白化粧を塗り込み、テープを剥がした跡にピンク・黄・水色・青等 色化粧で
塗り分け、象嵌の雰囲気に仕上げています。