ミニギャラリー 2018年 6月度
郷原恵美子 「彩色抜文タンブラー」 径8.5 高12.0 cm
赤・オレンジの下絵具でそれぞれ着色し、その上にマスキングテープを丁寧に貼り付け、ラテックスで花弁を描きます。その後、筆やスポンジで異なる色を重ねる事で対比が鮮やかな作品となっています。
田代英寿 「透文花器」
径20.0 高25.0 cm
窯変白化粧地に呉須象嵌を施した個性的な造形の花器。透かし文は活けた花の背後からの明かり取りにもなっています。
釉の流れが美しい蓋置。全く異なる発色が生まれる二重掛けの効果が活きています。
儘田久美子 「釉重蓋置三種」径6.5 高6.0cm
濵 大剛 「白流鉄絵片口鉢」
径12.0 高6.5 cm
歪みを加えた小鉢に白化粧を流し掛け、その余白に鉄絵を施しました。リズミカルで楽しい仕上がりです。
北村智織 「櫛目角プレート」
径25.0×25.0 高2.0 cm
櫛目を入れた粘土板を適度に乾燥後 丸く抜き、別に作った丸い粘土板の上に接着します。エッジに浮かぶ白い藁灰釉の濃淡が美しいプレートになりました。
児玉順子 「水辺の陶額」
径23.0×23.0 高8.0 cm
中央に溜めた緑のガラス片が美しく溶けた壁掛けです。繊細に作られた水草と蛙は釉薬によって接着されています。
造形センス溢れる愛らしいペン立て。
下絵具に加え、焼成後にアクリル絵具も
使用し、色彩の幅を広げています。
間宮英子 「キジ猫のペン立」
径12.0×10.0 高15.0 cm
北岡良子 「トロピカルライト」
径11.5 高17.0 cm
何色もの下絵具を駆使し、全面に施したレリーフ文に着彩した照明器。絵画的で力強い表現です。
徐冷を行う事で釉薬がしっとりとした艶消しになり、また黄色味やタンパンの緑も強く焼き上がります。
長屋 博 「黄瀬戸銘々皿」
径14.0×12.0 高3.0 cm