ミニギャラリー 2018年 3月度
昨年、当倶楽部創立50周年を記念して 入会キャンペーンを実施、
多くの方にご入会いただきました。
基礎コースでは、日常使える器を通して
紐作り・タタラ成形・型起こし・掘り出し法等の成形技法、
併せて加飾・施釉・焼成について学びます。
沼邉美穂 「黒掻落花瓶」 径15.0 高25.0cm
信楽並土紐作り法で成形。削り仕上げ後、黒化粧土を塗り文様を掻き落とす 生素地(素焼前)での加飾技法を学びます。
長屋 博 「織部角皿」
径21.0 高3.0cm
板状にした信楽荒目土を組み立てます。桃山陶の織部焼に倣い、絵付と施釉をします。
勇崎眞司 「印象嵌皿」
径23.0 高5.0cm
信楽赤土で成形。朝鮮から渡り日本で根付いた三島を手本に、印花を押し白化粧土を象嵌します。
細田和夫 「クローバー文長角皿」
径17.5×12.5 高1.0cm
塚田雅啓 「絵替結び型皿」
径18.0×9.5 高2.5cm
石膏の型へ板状の土を押しあててセットものを成形。素焼後 絵付けをします。細田さんは酸化クロムを使い 盛り付けを考えシンプルなデザインで。塚田さんは酸化コバルトで絵替り文様を。
中島賢治 「黒掻落線文壺」
径13.0 高16.0
cm
碗、輪花鉢に続き、課題三作目。紐作り法で高く積み、膨らましたり 窄めたりに挑戦します。
「ペアカップ」
後列 左 三代彰郎 径12.5×10.0 高6.5 cm 右 藤本理沙 径12.5×9.0 高8.5cm
前列 左 勇崎眞司 径9.5×7.5 高6.5 cm 中 髙瀬俊雄 径7.0×6.0 高5.0cm
前列右 佐々木真由美 径12.5×9.5 高6.5cm
掘り出し法で、カップ2つを同じ大きさ同じ形を目指して成形します。形や色は自由に楽しめます。
高橋秀治 「鉄釉茶器揃」
急須 径17.0×14.5 高8.5 cm
汲出し 径8.0 高5.0 cm
急須は、蓋・持ち手・口・茶漉し等 別々に作ったパーツをバランスよく組み立て、焼成後にはお茶の出や切れ等 使い勝手が要求される難しい課題です。