ミニギャラリー 2019年 7月度
熊谷眞知子 「抜文字文小皿」 径13.5 高3.0 cm
ラテックス(陶画糊)で文字を書き、下絵具のトルコ青を刷毛塗りしてからラテックスを剥がし、白釉を掛けています。
許斐真紀子 「呉須絵替組鉢」
径14.5 高3.5 cm
4種共に直線を表現する所にマスキングテープを使用し、筆描きの文様にシャープさを加えています。
井田ひろ子 「スリップウエア長角皿」
径24.5×11.0 高3.0 cm
白化粧土を全体に掛け、スポイトで黒化粧土の細い線を描き、羽の先で黒を引っ張るようにしています。素焼前の作業です。
許斐敬子 「文様替皿」 径16.5 高2.0 cm
左右の皿は呉須絵。中央の皿は呉須と鉄で花文を描き、灰釉を掛けて輪郭を滲ませるようにしています。
八幡 滋行 「緑釉彩角組皿」
大 径31.5×18.5 高2.5 cm
全体に灰釉を掛けた後、織部釉を吹き付けて緑のグラデーションを出しています。
池田秀子 「銅彩輪草花文銘々皿」
径14.5 高3.0 cm
カットした縁に彫文を、中央部にはタンパン(銅)を筆で渦状に塗り込んでいます。
北尾玄子
「練上手浅利形鉢・珊瑚鉢台・海星三ッ足」
鉢 径24.0×20.0 高5.5 cm
赤土3種で鶉手に。中央部には色土で作った貝形の塊を挟み込み、スライスして型に合わせています。
戸栗正高人 「青花蓮花文皿」
径25.0 高2.0 cm
古典の青花(染付)の文様を自分流にアレンジしています。
上條誠二 「白釉鉢」
径20.5×18.5 高6.0 cm
作者初めての電動ロクロ作品。水挽きの手跡が残って、柔らかな形になっています。
盛田真奈 「白釉輪立」
径8.0 高7.5 cm
口元のラフな作りが魅力的。足元は施釉時の指跡を残し、景色にしています。
及川昭伍「青磁彫文小壺」
径11.0 高13.0 cm
片桐彫りの花は釉の濃淡で浮き上がり、半磁土ゆえに青磁釉は明るく発色しています。