ミニギャラリー 2019年 11月度
竹谷嘉彦 「タンブラー」 中 径10.5 高8.0 cm
右の赤い花、中央の鳥文は下絵具で、左の葡萄文は釉薬での彩色です。
齊藤 翠 「釉彩花文組皿」大 25.5 高3.5 cm
釉彩は盛ることで色が濃くなり、下絵具と併せて使うとより立体感が出ます。
永井一郎 「イッチン盛彩色リム皿」
大 20.0 高3.0 cm
イッチン盛で細かく境界線を入れ、一枡ごと同系の濃淡で塗り分けています。
大国成子 「果実文碗」 径11.5 高6.5 cm
青色化粧土を掻き落とした部分に、多彩な下絵具で描き込みました。
安倍眞理子 「絵替箸置」
径4.5×4.5 高2.5 cm
輪郭線は成形時に黒象嵌し、素焼後下絵具で彩色しています。
落合満代 「色絵花文変形皿」
径24.5 高3.5 cm
下絵具で描き込んで本焼きした後、上絵具を重ね立体感と柔らかさを出しています。
井土道子 「色絵ペン皿」
径22.0×7.5 高1.5 cm
本焼き白素地の上に、九谷焼のように骨描き(マンガン)で輪郭を、上へ被せるよう上絵具(和絵具)をのせています。
齋藤達夫 「色絵ぐい呑」
中 径6.0 高6.0 cm
縦面への上絵付は焼成時に動くので平面より難しいのですが、きれいに納まりました。
峰村雅子
「軟彩輪立」
径14.0 高19.0 cm
低火度(800℃)軟彩黄釉は、ガラス質で透明感が出ます。生で色化粧土、本焼後 軟彩色釉等、各段階で色をのせ複雑な色合いを出しています。
池田秀子 「花彫文小皿」
径9.5 高2.0 cm
タンパン(銅)を還元焔焼成すると赤味が出ます。花の輪郭部は赤く、花びらの中は緑が残り、予想を超えた複雑な色が出ました。