ミニギャラリー 2021年 5月・6月
吉川良一「四方盆栽鉢」
径34.0×34.0高25.0cm
板状の信楽並土を貼り合わせて成形。家紋は彫文。青磁釉。
四方の鉢を支える4本足の接着には苦労しました。
吉川良一「焼締盆栽鉢」
径25.0高13.0cm
信楽荒目土で成形。家紋の白地は白化粧土の象嵌です。薪窯で焼締。
森令二「干支 丑」
植木鉢 径15.0×9.0高8.0cm
牛の毛並は細い針で一本一本ひっかき、下絵具顔料の白と黒で塗り分け、目玉だけは艶黒釉を筆置きしました。
石倉充之「NBB」
鉢 径16.5高11.0cm
水盤 径17.0高5.5cm
細田和夫「NBB」
右 径13.0高10.0cm
左 径15.0高11.0cm
水盤 径16.0高4.0cm
「NBB」とはNEW BONSAI BACHI(ニュー盆栽鉢)の略。
樹木のごく細かいチップを混ぜ特別に調合したNBB土は、呼吸をし、水盤からは水を吸い上げる植物(盆栽)に優しい土です。水を張る水盤は信楽土で成形しています。
小林昂「焼締手桶型植木鉢」
径23.0×20.0高15.0cm
赤入荒目土で成形。薪窯焼成による緋色をイメージし、
釉はごく薄く掛け、電気窯で還元焔焼成しました。
竹尾稠「一輪差」
径9.0×8.0高10.0cm
土の塊を面取し、固まってから内削り、底板を貼り付け挿し口を作ります。小さいながら手間と時間をかけた一輪挿しです。
内田築「六角植木鉢」
径18.0×15.5高11.5cm
赤土での紐作りながら、端正な六角形に仕上がっています。
青井浩也「しだれ桜陶板」
径50.5×40.5高1.5cm
幹を貼付けた陶板に、花は白とピンクの色土を型抜きした桜花を本焼焼成時に一つずつ釉で貼り付けています。