ミニギャラリー 2024年 5月・6月
土をひも状または板状にして編み込み、笊・籠に組み立てます。
武田茂子
「愛犬のじゃがいも入」
径22.0×22.0 高25.0cm
作業台の上で縦30cm横75cmに平たいひも状の土を編み込み直径21cmの塩化ビニール(塩ビ)のパイプに巻きつけて成形。愛犬のための食材を入れる入れ物で、縁に愛犬を付けました。
吉川良一
「花入」 径12.0×12.0 高22.5cm
落とし 径7.5×7.5 高21.0 cm
森山悦子
「手付花入」 径16.0.0×13.5 高27.0 cm
高部安子
「手付花入」 径11.0×10.0 高24.0 cm
塩ビのパイプはみな同じ直径10.5cmを使用、ひもの太さ、編み込みの密度、パイプへ巻く時の緩さで様子が違います。吉川さんは中に入れる落としの花入も制作。高部さん・森山さんの花入れは手付きなので少し弾力性があるペットボトルなどを落としとして利用します。3月の登窯第一室(大口)の棚で焼成。
左:安倍眞理子
「焼締角皿」 径21.0×21.0 高4.0 cm
右:石倉充之「鉄釉角皿」 径23.0×21.0 高3.5 cm
岩永光代
「織部釉角皿」
径21.5×21.5 高2.0cm
受皿径20.0×19.0 高1.5 cm
板状の土を作り一本一本濡れた手拭で角を押さえ表面に櫛目付け、角型の上で編み込み、縁を付けて表にかえします。安倍さんは登窯の大口棚の一番上で灰が多くかかり、石倉さんは天目釉をかけて第3室で、岩永さんは受皿と共に織部釉をかけてガス窯で焼成しました。
上野桃子
「手付陶笊」 径27.5×21.0 高6.5 cm
楕円の型の上でひも状の土を編み、登窯の第3室で焼締焼成。
齋田友紀子
「果物鉢」
径21.0×21.0 高8.0cm
受皿 径25.0×25.0 高4.0 cm
丸型に乗せて成形、受皿はロクロ成形。
長屋博
「緑釉陶籠」
径22.0×22.0 高11.5 cm
直径21㎝の塩ビパイプに巻いて成形。
小林栄一「鉄釉掛花入」
径14.0×14.0 高13.5cm
落とし 径4.0×4.0×12.5 cm
作業台の上で編み込んだ土を半球体の型にかぶせ少し硬くなってたところで上下合わせ、口づくりを。双耳は焼成後蔓ひもを編みました。鐶を付け壁に掛けます。