ミニギャラリー 2025年 3月・4月
武田芳子
「色絵ぐい呑」
径6.5×6.5高5.0cm
作る、選ぶ、使う…全ての楽しみが詰まったぐい呑です。
井圡道子「赤絵楕円皿」径22.0×16.0高6.0cm
花を幾何学的な模様にし、色も沢山使ったにぎやかな絵付の皿は、使う食卓での会話も弾む事でしょう。
齋藤達夫「赤絵花文皿」
径16.0×16.0高2.5cm
形を皿にして京焼潁川の器に倣いました。文様の一部分を写す事で古典作品にも挑戦しやすく、更に縁に玉薬を点で置くという齋藤さんのアレンジで新しい器になりました。
許斐順子
「赤絵花文鉢」
径18.0×18.0 高2.5cm
深さのある器に絵付けをするのは非常に難しいです。半世紀に及ぶ経験と高い技術力を持った許斐さんならではの作品です。
大滝喜弘「刻文蓋付壺」径14.0×14.0高14.5cm
彫刻刀(三角刀)で一つ一つコツコツと丁寧に時間をかけて彫った四角模様に、カラフルな下絵顔料を塗り込みました。
小野美智子「和紙染小鉢」
径11.0×11.0 高4.5cm
素地が湿るくらいに水をたっぷり含ませた和紙を貼り付けたことで、濃いめの呉須でも染み込み、そして何かが溶け出した様な面白い滲み方をします。
米沢篤子「二重掛小鉢」
径14.5×14.5高4.5cm
中西のぶ子「スープカップ」径15.5×12.5高cm
米澤さんの小鉢はクロームピンク釉を薄めに全体に掛け、縁と外側は濃いめになる様にコンプレッサーで二重掛けしました。中西さんは、帯状にラテックスを塗り全体的にチタン白釉を施釉後、ラテックスを剥がした部分に同じ釉を点で筆置きし、その周りをコンプレッサーで薄く吹付けて、仕上げました。釉薬の濃淡だけでも表現が広がります。
TSENG KEVIN「碧釉小壺」径11.5×11.5高9.5cm
樹木の皮の様にヒビ割れた模様に冷却還元のトルコブルー釉の色合いがとても合っている花入は、花を生けても、そのまま飾ってもお部屋の主役です。