2017年12月13日
創立50周年記念 日本陶芸倶楽部アマチュア作品展人気投票上位作品一覧
陶芸部門
松本伸一
「真夏の夜の夢」
大 径52.5×37.0 高4.5cm
中 径31.5×23.0 高3.0cm
小 径27.0×19.0 高3.0cm
「真夏の蒸し暑い夜 夢を見る 涼しげな森の中に分け入り 月の光が差し込み 風が気持ち良い 小さな動物も現れる 眠りが深くなりそうだ」そんな光景を吹墨で表現したいな、と思った作品です。大勢の方にご共感頂き驚きました。ありがとうございました。
松本伸一
中村直子
「ネコのいる植木鉢二種」
大 径51.0×41.0 高48.0cm
小 径16.0 高14.0cm
我家の小さなパテオは、登窯で焼いたつくばいとプランターとですでに満杯。ということで、場所をとらない(立体→)縦型プランターを思いつきました。二匹の猫も遊ばせて、上部と3つのポケットには季節ごとに花を入れ替えて楽しんでいます。もうひとつは空気も水も通すよう開発されたニュー盆栽鉢(NBB)。イメージはギリシャの白い家に棲む猫たち。下の石垣(受け皿)には子育て中のママ猫も住まわせて、終始わくわく楽しい作陶でした。
中村直子
藤堂路代
「夢のサファリ-チーターと夕日-」
皿 径22.0×18.0 高2.0cm
左 径10.0×7.5 高16.0cm
中 径3.5×8.0 高7.0cm
右 径17.0×9.0 高9.0cm
しばらく猫や象など動物を作り続けています。野生動物の中ではチーターが好きで、知り合いが動物園のチーター担当をしているため、赤ちゃんが生まれたとか、何日から一般公開するなどホットな情報が入って来ます。その度に行って写真を撮っています。今回の作品もその写真を参考に作りました。下絵具を活用して、バオバブと夕陽の雰囲気を出すことが出来ました。いつか南アフリカにあるチーター保護区に行きたいと思い「夢のサファリ」と名付けました。
藤堂路代
許斐順子
「布目化粧アラカルト」
皿 径34.0 高5.0cm 2枚
匣 径18.5 高13.0 cm
日頃モチーフにしている色々を、赤土布目化粧の素地上に表現しました。葡萄が収穫期を迎え、野山では山帰来の実が緑から赤に変わっていく秋の風情が好きで、大皿と食籠に描きました。弁柄で下絵付をし、透明釉酸化焔焼成。その後、赤・緑・青等、上絵付を致しました。大好きなカサブランカは釉彩で仕上げました。
許斐順子
内田恒雄
「黒地赤絵金銀彩秋草花文台鉢」
径33.0 高10.5cm
今年も金銀彩文様の根来漆器風の台鉢を出品しました。従来は台座の下部にカットの文様を入れて三本足の台座にしておりました。しかし、今回のように上部が大皿になると、三脚の台座の場合、焼成時に上部の皿に歪みが生じる可能性がたかいので、試行錯誤の結果、造形上、今回は台座を円形のままにして、そこに「透かし彫り」の文様をいれてみました。今後は、更に、新しい技法を取り入れたいと、いろいろ模索中です。
内田恒雄
日本画部門
渡辺道子
「兎がいた頃」
64.5×79.5cm
愛情をもって描く、そういう心が充分にでていて優しい絵になった。
宮城 真
受賞できたのは筆の遅い私に辛抱強く丁寧に教えて下さった宮城先生のご指導のおかげです。絵は以前描いていましたが、こちらの教室で暫くぶりに再開しました。宮城先生より岩絵の具の美しさや技術を教わり、改めて日本画の奥深さを学べ、教室に通うのがとても楽しみです。これからもどうぞよろしくお願い致します。
渡辺道子
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