ミニギャラリー 2018年 4月度
井田一惠 「赤絵隅切台皿」 径31.0 高6.5cm
中国の呉須赤絵を写した頴川の「四方隅切膳」を手本に、乳白釉での白素地上に赤絵具・骨描・緑の玉釉で上絵付しています。
吉田洋子 「色絵花文ワインクーラー」
径15.0 高24.0cm
赤絵文様を窓抜きした所へ、九谷風の骨描き・玉釉で菊花文を入れ込みました。
許斐順子 「赤絵宝尽し文招き猫」
径11.5 高18.5cm
吉祥を表す文様を呉須で下絵付、上絵付は赤絵具を濃淡で差し込み、華やかに仕上げています。
齋藤達夫 「色絵菖蒲文カップ」
径8.0×9.5 高6.0cm
土ものならではの渋い色合いの上絵付。透明感のある玉釉(紫・緑)は土の色を受けてダークなトーンになります。
松本伸一 「黒釉流掛組皿」
径19.0 高3.5cm
黒釉を大胆に流し掛けた空間に梅文等を弁柄で描き入れています。
高井洋子 「薔薇付花入」
径9.0 高16.0cm
赤土に斑唐津釉を薄めに掛け、土の色を透かすことで花の陰影を出しています。
三浦嘉子 「菊彫文角皿」
径15.0 高2.0cm
菊花文を浮き彫りし、釉の濃淡がきれいに出る青磁釉を掛けています。
東中川杏里 「イッチン盛文碗」
径10.5 高4.5cm
泥漿をスポイトに入れて絞り出した点描文は、碧釉の中で白く浮き上がって見えます。
高森山悦子 「白掻落文皿」
径29.0 高3.5cm
赤土に白化粧土を刷り、つげベラ・金ベラ・ミニカンナ等で丁寧に文様を掻き落としています。