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2015年12月7日

第32回 日本陶芸倶楽部アマチュア作品展人気投票上位作品一覧

陶芸部門
第1位
内田恒雄 「金銀箔文赤絵器揃」蓋物φ19.0×10.5cm 菊皿φ19.5×2.0cm 桔梗φ18.0×2.0cm 各2枚 他内田恒雄
「金銀箔文赤絵器揃」
蓋物φ19.0×10.5cm 菊皿φ19.5×2.0cm 桔梗皿φ18.0×2.0cm 各2枚 他
ここ数年、根来漆器の黒漆の下地とその上の深みのある朱色に魅せられ、それを陶器で表現することを試みてきました。根来漆器の風合いを基本としながら陶器としての味わいを出すため色々と試行錯誤を繰り返してきました。今回は金銀彩の文様などを施しました。今後 更に新しい表現方法、技法で進化させることが出来ればと思っております。
内田恒雄
第3位
許斐順子 「うらうらと豆の花」φ33.0×7.5cm
許斐順子
「うらうらと豆の花」
φ33.0×7.5cm

日頃は弁柄(鉄)で下絵付をしておりますが、今回は鉄の強さと違った表現にと、呉須でちょっと深めの鉢の曲線にあわせて細い茎を描き、花・葉を配置しました。豆の花には、上絵付の桃色やトルコ青を使いました。上絵の窯から出たその鉢は、思い通りやわらかく、うらうらとやさしい雰囲気を漂わせておりました。
許斐順子
第2位
和氣洋美 「コロッサスのティーブレイク」ポット23.0×31.0×20.0cm 大湯呑φ13.5×14.5cm 湯呑φ6.0×6.5cm 他
和氣洋美
「コロッサスのティーブレイク」
ポット23.0×31.0×20.0cm 大湯呑φ13.5×14.5cm 湯呑φ6.0×6.5cm 他

大きな紅茶ポットとティーカップのセット。大きさを強調するため小さなものも。大きく重たい…これ誰が使うの?人よりも何倍も大きなコロッサス(巨人)が、湯気のゆらぐカップで暖まりながら、しばし休養している姿が目に浮かんだら素敵! イカやトリに見えるという人も。襟を立てて、思いっきり深い鎬を入れて、どこか洋風な造形。そこに敢えて祥瑞紋や和の伝統紋様を細かく描き込んだ根気勝負の作品です。
和氣洋美
第5位
松浦清人 「兜」25.0×28.0×31.0cm 松浦清人
「兜」
25.0×28.0×31.0cm
今回の兜は、5月の端午の節句用に作り始めましたが、徐々に大きくなり、武将の面や武具の一部まで加えてしまいました。兜の模様に陶印を押してみましたが、意外とマッチしました。陶彫を出品するようになって10年以上になりますが、細部に雑な部分が多分にあり、今後は早いだけでなく、より納得できるものを作りたいと思っています。
松浦清人
第3位
貴布根桂子 「青の世界」 26.5×34.0×21.0cm貴布根桂子
「青の世界」
26.5×34.0×21.0cm
黒土の強さと練り込みの面白さとがぶつかり合わないように苦労した。花器という事で花を生けることを前提に考えると、練り込みの個性が邪魔にならないように削りにも手加減を必要とした。黒土を余り強調せず尚且つ作品の動きを楽しく表すのに、釉薬のトルコブルーの青が思いのほか良い結果となったと思う。
貴布根桂子
日本画部門
第1位
秋田谷香代「夜長」49.0×63.0cm
秋田谷香代
「夜長」
49.0×63.0cm
そんなに早描きではなく素直に描いている。墨の滲み方と濃淡がとてもよく出ている。
滝沢具幸
習い始めはただ描くことで精一杯、その日先生が選んで下さったモチーフを一つ描くことも大変でした。この頃は少し早く描くことができるようになり、画面の中にいくつかのモチーフを描くことに興味があります。ただ描きたくて描いただけのものを見ていただくことは大変気恥ずかしいことではありますが、ありがたく励みになります。先生には適切な助言やたくさんのことを教えていただき、本当に感謝しています。
秋田谷香代
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