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8年連続でご来場者の高い評価を賜り感謝いたします。
先生の懇切丁寧なご指導と職員皆さんの真摯な姿勢、また笑顔を絶やさぬアットホームな雰囲気で楽しく続けられたことに感謝しています。 岡 俊男 |
東京国立博物館 東洋館でみた古代中国の石版に施された硬質の細い彫線の静謐なイメージを皿に表現してみたいと思い、また年の初めから制作している、篆刻教室で100個模刻した印を利用したシリーズ作品の新展開の心づもりもあった。そして独自で使っている赤・灰色・白・黒・青色の下絵付釉薬のさらに面白い使い方を試してみたかった。試行錯誤の上完成した皿は、線彫りによって生じると予想した赤土の素朴な味わいが消えてしまい、釉薬の発色と相まって、かなりモダンで軽やかな皿となった。鮨屋の握り皿に使用する目的だったのだが、篆刻文様上の朱は鮮やかで、魚介類の持つ自然の美しい色合いを邪魔してしまうかも知れない。当初の意図には反してしまったが、面白い皿が出来上がったと喜んでいます。 長山一夫 |
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