多くの方に気軽に陶芸と日本の文化に触れていただく 「アマチュア作品展」。
緊急事態宣言は解除されましたが、引き続き対策をしながらの開催となりました。
ご来場いただいたお客様には、
当倶楽部会員139名による 陶芸部門・日本画部門合せて170点の力作の鑑賞、
また作陶体験をお愉しみいただきました。
作品審査
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公開対談・受賞作品発表授賞式 | |
東京藝術大学教授 三上亮先生と武蔵野美術大学教授 西川聡先生による公開対談では、先生ご自身の作品から、指導をされている
学生作品まで、スライドを交えお話しくださいました。 対談の後、受賞作品の発表を行い、審査員の先生方から作品についてコメントをいただきました。 | |
三上亮先生
レベルの高さに驚いた。1点1点、納得のいくところまで丁寧に仕事をしている。茶陶にも新しい感性に訴えかけるものがあり、生活に根ざしたものもあり、その方々の人生・趣味・やきものに対する想いが伝わってくる作品が多い。
西川聡先生
技法のレベルの高さに驚いた。水準が高い。難しい技法をいとも簡単にやっている。アジアを源流とするもの、ヨーロッパのもの、いろいろあっておもしろい。
滝沢具幸先生
(参考に呉須絵銘々皿を示し)絵付は気楽にしていただくとよい。特に呉須は薄く使うときれいに出る、大きく描く場合は別。
線描にたらしこみ、付け立てといって筆の強弱で描くことを勉強をしてから、(やきものへ)気楽にいろいろな要素を取り入れた筆遣いを試してみるとよい。